脱サラたまごクラブ by ちわひ

40代既婚男性が今の雇用と生活水準を維持しながら、脱サラ&副業の可能性を探ります。(★完了 ☆休眠)

好きなことを仕事にするということ

賛成です

一元的に賛成か反対かと答えるならば、賛成です。

音楽が好きだから

絵を描くのが好きだから

ゲームが好きだから

プログラミングが好きだから

映像を作るのが好きだから

長年ゲーム業界で開発に携わってきた経験から、好きなことを仕事にする幸せを感じます。

欲しいものがそのまま手に入るといったイメージでしょうか。

ただし

理想の仕事と実際の仕事内容にずれがあると近いだけに辛いということがあります。

仕事は、特に企業の中での役割としての仕事は、なかなか自分にピッタリのところは与えられません。

逆に期待値が高いゆえに微妙にずれていることがキツいというのはあるかもしれません。

減点評価と言うか、嫌なところに目がつくというか、そんな感じです。

おかんが買ってくるお菓子とか、中学生の自分におかんが買ってくる洋服みたいに、微妙にずれてて腹立たしい、そんなところでしょうか。

逆に

まったく好きではない仕事をする場合、諦めがついているのでその中に面白いことを見つけ出すことができるというメリットはあると思います。

砂糖がない世界に住んでいると食べ物に僅かな甘みを感じた瞬間うれしいみたいなかんじでしょうか。

しかしどこかで「だましだましやってるな〜」感もあります。

あと、僕は「仕事を嫌だと思っても続けてみろ!面白さがわかってくるから!」というネット記事を見ると反感を覚えます。そういうケースも確かにあるし、なんでも表面的な判断で反射的に避けて生きるのは得策ではないと思います。自分に合っているか合っていないか判断できるまでは続けてもいいと思いますが、合っていないと判断すればできるだけ早く撤退すべきだと思います。

合っていない、どうやってもストレスを抱えてしまう、そんなことを続けていては人生の無駄です。

すぐに抜け出せないのであれば段階的な出口戦略を取ればいいと思います。

僕の場合

幸運なことにゲーム業界で20年弱やっていくことができました。

ありがとうコナミ

プログラマー→リードプログラマー→ディレクター→プロデューサー→シニアプロデューサー→シニアマネージャー(部長)

と仕事の内容も少しずつ変わっていきましたし、そのたびに「職種が変わるけどこのまま好きでいられるのだろうか?」「現場を離れるけど潰しが聞くだろうか?」など悩みました。

でも、それなりに仕事は楽しんでできました。

ゲームが好きだから。

でも、その「ゲーム好き」というコアな部分に異変が起きました。

仕事としてのゲームが嫌になった理由

ビジネスの形態がコンシューマー型からソーシャル系になった。

商品型からサービス型になった。

僕は飽きやすいので運営を長々続けるのなんて無理でした。

どんどん違う新しいコンテンツを作りたい。

また、ユーザーのご機嫌を取り続けるのもつらいです。

課金型になった

ユーザーを煽って課金させるのが性に合いませんでした。

自分自身も課金するタイプではなかったので課金ユーザーの心理と自分をシンクロさせるのが辛かったです。

僕が馴染めないビジュアルが多くなった

これは日本のスマホゲームに顕著なのですが、ビジュアル重視のカードで釣って課金させるモデル、そのカードのビジュアルや世界観にまったく馴染めませんでした。

年齢的なもの、長年アメリカに住んでいてセンスがアメリカ的なことなども影響している気がします。

(今は3Dのゲームも増えていますがコンセプトは「カード」と同じです。ビジュアルに加えて、属性や相性で成長軸を増やしたりして内容的にも獲得欲求をくすぐります)

ゲームの開発サイクルが長くなった

僕は毎年1つはタイトルを出すような仕事を続けてきたので、開発が一年以上続き、その結果がわからないようなビジネス形態に我慢できなくなりました。

毎年の成果は販売数をベースにした売上や利益というのが自分に合っていました。

今自動車会社で働いていてこれよりももっと気の長い話をしているのでこの点では「しまったぁ〜」と感じています。

リスクばかり増えて旨味が少なくなった

特にプロデューサー・事業統括レベルでは、難易度が各段に高くなっていると感じます。また大規模化に伴い本数も減ってきて、そういう管理職のサバイバルが厳しくなってきました。

ライセンスものでないとヒットは難しいとか、その組み合わせも自分のアウトプットではありますが、もっと自分の中から出るアイディアを反映させたい。エゴを盛り込みたい自分にはつまらなく感じます。

昔のゲーム業界はもう少し活気がありましたが、市場が成熟して旨味はかなり減った気がします。もちろん一部儲かっているところはウハウハですが。

結局

理由はゲーム業界で生きていけなくなった(生きて行きたくなくなった)という、人に言わせれば「負けた」ことになるのかもしれません。

しかし、今は自動車業界で働いていて、ゲーム業界に戻りたいかというと、それほど強い希望もありません。

ただ、流石に経験も長いのでそれを買われてまた戻らないとも限りませんが。

あと、今はゲームはたしなむ程度ですが無邪気に楽しめます。

好きなことを仕事にできてよかったけど、その状態は20年で終わりました。

同じ状態は続かない

  • 業界が成熟する
  • ビジネスが変わる
  • 加齢など自分が変わる

世の中は常に変わり続けます。

自分も変わります。

だから好きなものは好きなうちに飛び込んでやるのはいいことだと思います。

ただ、そのまま一生続けられる確率はとても低いので、常に新たな可能性を模索し続けるのはやっておくといいかもしれません。

僕はまだまだ次の「好きなこと」は見つかっていません。

これからどうしよう・・・

悩んでます。