会社から支払われる給与以外の所得

毎月の給与の他にも会社から支払われるお金はある。

 

今回はそれらの意味について考えてみたい。

 

賞与(ボーナス)

年に2回支払われたりする。

これは定額の基本給と違い、会社の業績などによって額が決定する。

半期に一度業績をレビューするから、年2回。

これは基本給と違い、いつなくなっても文句は言えない。

結果論かも知れないが、これはリテンション(定着)に貢献している。

額の大きさにもよるが、

「あと少しでボーナスだし、辞めないでおこう」

と思える。

また、大きな成果も基本給の大幅増より、賞与に反映させた方が都合が良かったりする。

 

住宅手当

これは給与と違う名目だが、れっきとした所得だ。

課税対象だ。

業績や成果の影響を受けず、平等かつ確実にもらえるお金。

これも、会社が社員のケアをしているよ、というアピールになる。

リテンションに貢献する。

例えば今の職場では、会社から一定の距離範囲内に住めば家賃補助が最大5万円出る。

それはすなわち、会社が社員に近くに住んで欲しいという意思表明であり、更に言えば遠くに住んで通勤で交通費と時間を浪費するぐらいならその時間は働いて欲しいと考えていると捉えて間違いない。

そしてそれが社員にとっても通勤が楽になって補助がもらえるというWIN-WINの状態である。

 

特別賞与

賞与の計算方法が全社一律だったりすると、大きな成功の立役者にはこういう別枠での賞与が与えられることがある。

そうやって優秀な社員をつなぎとめたり、社員の忠誠心を高める。

 

サインオンボーナス

契約手付金のようなもの。

欲しい人材に入社を決心をさせるための特別ボーナスという意味だろう。

今回の転職では100万円もらえる。

とはいえ、これも課税対象だから、手取りは67万円とかになるんだろうなぁ・・・

 

 

ここから先は、たぶんアメリカでは一般的だが、日本では珍しいもの。

 

有給買い取り

急にレイオフになったりすると、消化していない有給が宙に浮く。

そうなると、有給の買い取りが発生する。

アメリカでも有給はMAXになると消えていくので、常にMAXにならないように気をつけながらMAX弱をキープしていると退職時にたくさんお金が入ってくる。

日本では有給消化をしないと退職できないのなら、あまりためすぎると転職のタイミングに悪影響が出るかもしれない。

 

リテンションボーナス

例えば運営しているサービスを他社に売却する、となった場合、その運営に携わっている社員は発表があった瞬間に転職活動を始めるだろう(売却した瞬間にレイオフの対象となるので)。そうすると、売却するまでの運営が回らなくなる。そういう場合は、「いつまで在籍してくれたらいくらあげます」というようなリテンションボーナスが設定されたりする。

日本の場合は社員をレイオフはしにくいので、売却後は他部署への配属を検討したりする。なので、リテンションボーナスのようなものを設定する必要はない。下手に設定すると不平等だという意識もあるし、その後に離職する確率が高くなったりするしで、あまりなじまないのだろう。

 

 

こういったお金には必ず意味がある。

会社が社員をどうコントロールしたいかという意図が反映されている。

また、額だけでなく、名目やタイミングも重要だ。